あいらぶ先輩!



「俺も、好きだ。」


心なしか頬がピンク色に染まっていて。

なんだか、カワイイと思ってしまう。



「...うるせぇ。

カワイイなんか言うな。」



心の中で思っていたのに、無意識に声に出てしまったみたいで...。


照れてるときの爽司の照れ隠し。

それさえもものすごく愛しくて、嬉しくて。




「...爽司、大好き」



何回言っても足りないよ。

もっともっと繋がりたいの。


ココロも、カラダも。



爽司はフっと笑みをこぼして、あたしの中へカラダをうずめた。

深い、快感の中へと堕ちてゆく。

空っぽなところへ、爽司が入ってきてあたしは満たされる。



ふいに落とされたキスがこれ以上ないくらい、あたたかくて優しい。


このままずっと繋がっていられたら...

そう願わずにはいられない。



< 187 / 191 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop