あいらぶ先輩!
「奥さんにバレたら刺されるかもだけどね。
でもそうなったときに後悔はないし、受け入れる。
それだけのことしてるわけだし。
...覚悟は、もうできてるんだ。」
キッパリと言い放つ留美。
あたしにはキラキラ輝いて見えた。
「......るみ~っ...すてきぃ...」
「ちょ、何泣いてんのばかー!」
″恋″って、
何通りもの人がこの世界に存在するように、
いろんなかたちがある。
まるいのもあれば、四角いのもあるし、三角だってあるだろう。
でもかたちが全く違っていても
それは全部、″恋″で。
好きな気持ちはみんな一緒。
「るいはホンット、素直だねぇ...」
そう言って子供をあやすお母さんのように、あたしの頭を撫でた。
キッパリハッキリ″頑張って″とは言えないけど、
留美の恋、あたしは友達として応援するよ。