世界一の君へ、花束を


電車が来て、乗った。

4駅乗って、自分の駅についた。

電車から降りた。


「ほんと、ありがとう!ごめんね、わざわざ。」

「大丈夫だよ。もう、乗り過ごしちゃダメだよ。」

「うん!もうやめます!!」

「何断言してんの~?ハハハッ」

城坂くんは、少し笑った。

城坂くんが笑うと、なぜかほっとする。

いつも、あんまり笑わないからかな。

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