大切なもの
あたしは、やっとのことで病院に着いた。
泣きながら来たので変に思われてるかもしれない。
でも、そんなことは関係ないよ…
あたしは、病室の前に立った。
コンコン
あたしはノックをして中に入った。
「う、そでしょ?嘘だ・・・うわーーん」
あたしは中に入った瞬間涙が溢れてきた。
陸には白い布が掛けられていた。
嘘だ・・・死んじゃったの?
ねぇ、陸~!!
あたしは陸に近づいた。
頬に触れると・・・
「冷たい・・・」
あたしは陸が冷たいこと知った。
「千波ちゃんこれ・・・」
「え?」
あたしに手渡されたもの・・・
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