キャラメルポップコーン
意気込んで、到着。

ここかぁ。雄一クンの…。


あぁ〜


なんか不安になってきた。


あたしおかしくないか?


似合わない?


どうしよう…





「どうしたんですか?」



ドキーッ!!!


ビックリしたー!!!


なんか最近ビックリしたりグサッときたり、心臓に悪いコトばっかだな。


「いやーどうもしないんですけどね、おかまいなく!」


「あ!もしかしてココに入りたかったんじゃないですか?あたしも今からなんです。一緒に行きましょう!!!!」


なかば強引に手を引かれて入ることに。





「いらっしゃいませー!!!」


あ、


雄一クン。


「あ、なんだお前か。来たんだなぁ、やっぱり。」


「あ、雄一クンの紹介だったんだぁ♪あたし吉田加奈子。ハタチなの。よろしくね☆」


「あ…桜木ゆいです。タメだね、よろしく。」


「おい、初めてのヤツはここで記入するから。吉田は早く行け!」


「なにその言い方ー。言われなくても行きますよッ!じゃぁゆいチャンがんばってねー」


「うん…」





あぁ、情けない。


あんだけがんばるって決めてたのに、もう不安だよー。


「お前不安そうにしすぎ。きょどってんじゃねぇよ。」


あぁ厳しい…(T_T)


「あたしは、桜木ゆいって言うんだから、お前って言わないで!」


ちょっとの抵抗。

かわいくないなー。


「…ふーん。桜木ゆいね。お前けっこーガッツありそうだな。」


は?なんだガッツって?


< 17 / 24 >

この作品をシェア

pagetop