きっと、いつか…

私があなたのことを好きになったのは、
ちょうど5年前の秋だった。


家が近いこともあり、
放課後は毎日公園で遊んでいた。


当時小学6年生だった私たちは、
いつもテレビの話ばかりしていた。


…でもね、そのテレビは
見たくて見てたんじゃないんだよ。


あなたと話を合わせるため、
ただそれだけの為に…。
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