ひたすらあなたがすきでした。【短編】

近くのマックでも
放課後の教室でも。


『進路決めた?』
「いや、はっきりとは」
『悩むよね』
「でも文系」
『やった、私も』
「そこ喜ばなくても」



好きと伝えることはせず

だけど
二人で話せることが
どうしようもなく
楽しくて仕方なかった。
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