~天国にいる、大好きな君へ~

最後

病院はあわただしかった

君の病室では

君の家族が泣いていた


まだ生きていてくれた…

それだけで力が抜けた

私は君の隣に腰掛けると

手を握った

最後、君は

「大好き」

そういうと冷たくなっていった

その手はまるで、

あの冬空の綺麗な日の時のように

凍っていくようで…__
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