秘密のMelo♪y①*日本編*
必死で首を傾げながら自分のも淹れて、お盆に乗せテーブルに持って行った。
「はい。特注のだよ。すんごい美味しいの」
あたしこれ大好きなんだぁ…❤
「ふーん…」
カップを手にして、香りを味わうように頷く。
様になってるよ、かっくん…。
本当なんでも似合う。
「今日は何時に帰るの?」
「別に何時でも」
「じゃあ早朝六…」
「今日とは言わねぇのよそういうのは」
「…むう」
あったかい紅茶のカップを両手で包み込み、唇を突き出して足先でちょんちょんかっくんの足をつついてみる。
「いじけんなよ。…別にいいけど、何されても文句言うなよ」
「何するの?」
「さあ…」
その妖しい笑み…。
怖いですよ。
「なにすんのー?」