秘密のMelo♪y①*日本編*
大丈夫だとは言い切れないので、ありがとうとだけ書いて返した。
「とりあえず上がるぞ」
「うん」
梨音と琥珀を両手に抱え、鼻をすすりながらリビングに入った。
「ん…。なんか届いてる」
インターホンのところのランプがぴっかぴっか光ってる。
荷物かな。
「待っててね」
管理人さんから受け取りに行かなきゃ。
かっくんに梨音と琥珀を押しつけ、印鑑を手に駆け出した。
「すいませーん。武藤ですけど…お荷物届いてますか?」
「あーはいはい。預かってますよ」
んん? とおさまからだ。
今度はなんだろ…。
……っておもっ!?
なにこれ何が入ってんの?
「う~~…んっ」
「大丈夫かい? 手伝おうか?」
「い、いえっ。だいじょおぶですっ」
うーんっ! おっもい…。