秘密のMelo♪y①*日本編*
「ぜーっぜーっ」
ふんぬっ!
「きゃんっ!」
―ぐゎちゃんっ
「はわっ! いいい今なんかヤバイ音した!」
「…やっぱり手伝おうか?」
「……ふえーん…すみません…」
「あーいえ。大丈夫です」
……ほ?
「かっくん!」
わーっわーっ来てくれたの?
ひょいっと荷物を片手で軽々しく持ち上げてしまうと、すったすったと先に行ってしまった。
「あーん待ってよう!」
慌てて追いかけようとしたら、管理人のおじさんがにんまにんましながらこう言った。
「彼氏かい? かっこいいねぇ。思いっきり甘えちゃいなよ!」
「へ…」
「おい早くしろ」
「あ、はーい」