秘密のMelo♪y①*日本編*
ぽんぽん背中を撫でられてやっと気分が落ち着いた。
「…あのね、知り合いの先生だったんだよ」
「知り合い?」
「まおが小さかった時の主治医の先生」
「主治医…ね…」
父様がそれはそれはもう心配性で過保護で親バカで。
どうしようもなかったんだよ。
「武藤さん」
「せんせえ」
「えらかったわねぇ。はい、ご褒美よ」
「ごほおび」
わあ。あめちゃんだ。
「ありがと先生」
「……ガキみてぇ」
きゃは~!
やったぁあめちゃんもらったぁ!
「お薬もらいにまた来なさいね?」
「はあい」
みわ先生だから、お薬もらうくらいならいいや。