秘密のMelo♪y①*日本編*
「ええーっ!」
「てめずりぃぞ青木ぃ!」
「まああの四人なら仕方ないか…」
「てかその前に誰よあの女?」
ブーイングはんぱねー。
「…てめぇら」
ってわあ。
星野楓…星野楓ご乱心!!
おおっとキレてますキレてます!
怒ってるなんてもんじゃありません!
こめかみっ。こめかみピクピクしてます!
特に目付きの恐ろしさといったらありません!
「…真緒ちゃん。口に出てる出てる」
「ハッ」
慌てて口に手を当て…恐る恐る星野楓を見てみると。
「やだん♥️ごめんなさいっ」
もはや笑うしかない状況とはこのことだ。
「真緒ちゃんやっぱおもろいなあ」
「ていうか僕は君がよく分からないよ」
「でも可愛いわよ❤」
渡り廊下であたしを取り囲み口々に言う三人。
「だってー……ねえ? 星野楓♪」
ふっと顔を彼に向け、呼びかけて笑った。
……それだけ。
それだけなのに…。
パシッ
「おうっ?Σ」