龍の花嫁~ちはやふる・冬絵巻~
人助けしたのに…頬を叩かれた…。
俺は姫宮さまに叩かれた頬を押さえる。
「誰がキスだ…俺は人口呼吸をしただけだ…。周りの発想が貧弱過ぎる…」
「しかし…あんなに必死になったナルは初めて見た。お前…マジで帝家の姫
宮様が好きなのか??」
俺と同じアイドルグループ「OZ」のメンバー透牙が俺を興味深々に見ていた。
「……別に…」
こいつに本音を言えば…瞬く間にメンバーたちに知られてしまう。
「だよな。相手は帝家のお方だもんなあ。姫宮さまに手を出すなんてそんな
メンドーなことしないよな~ナル」
メンドーなことはいつもなら避けている。透牙はメンバーの中で俺をいち
ばん理解していた。
でも俺もやる時はやる!!心の中で叫んだ。
俺は姫宮さまに叩かれた頬を押さえる。
「誰がキスだ…俺は人口呼吸をしただけだ…。周りの発想が貧弱過ぎる…」
「しかし…あんなに必死になったナルは初めて見た。お前…マジで帝家の姫
宮様が好きなのか??」
俺と同じアイドルグループ「OZ」のメンバー透牙が俺を興味深々に見ていた。
「……別に…」
こいつに本音を言えば…瞬く間にメンバーたちに知られてしまう。
「だよな。相手は帝家のお方だもんなあ。姫宮さまに手を出すなんてそんな
メンドーなことしないよな~ナル」
メンドーなことはいつもなら避けている。透牙はメンバーの中で俺をいち
ばん理解していた。
でも俺もやる時はやる!!心の中で叫んだ。