龍の花嫁~ちはやふる・冬絵巻~
☆眠りの銀のアイドル
「!!!?」
私がいつも座って本を読む…ソファーに銀色の髪の男性が寝ていた。
「……」
彼がどのようにしてこの部屋に入ったのかは謎。
「すいません…」
私はおそるおそる近づき…男性の肩を揺すった。
「ん~あ…」
低く少し甘い声を上げて彼は瞳を開ける。でも少し寝ぼけてるのか焦点が
定まっていない。
「…ここは私の部屋で…」