【完】甘~い約束
第3章

本気の‘愛’



沙理奈side


コレがあたしの答え・・


あたし・・‘最低’でしょ?


「はぁぁぁ・・・」


「なにため息ついてんだよ」

「なっ中村君?」

「中村君だけど?」

「怒ってないの?」

「怒る理由がない」

「だって・・あたし・・」

「あっ!聞きたくない。おれさぁ、今から恋のキューピットになるよ」

「え``?」

「沙理奈。先輩の気持ちになぜ受け入れない・・?」

え・・・

「・・・」

「俺は、沙理奈の気持ちを優先する。だけど優先する前に沙理奈が好きな相手にすきって言ってくれる人になんで受け入れない・・?」

「・・・!中村君。中村君は先輩を軽蔑しない?傷つけない?」

「当たり前だ。沙理奈を苦しめるようなことはしない」


中村君になら・・


話せるかもしれない・・


「あたし・・あたしのおばあちゃん死んでるの。殺された?突き落とされたの。先輩のお父さんに。」

「だから?」

「え・・・?」



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