【完】甘~い約束
なにをいってるの・・?
「だから何?立場がいやなの?その立場で‘恋’できないの?」
「当たり前でしょ?あたしにくいの!先輩のお父さんがにくいの!」
あっ・・・
本音でちゃった・・
「にくいのは先輩のお父さんだろ?先輩に罪はない。」
「奇麗事いわないで!あたしは・・あたしは・・!」
「そんなの言い訳にしか聞えない。恋するのに、理由なんているの?愛に理由なんていらないでしょ?立場気にするかもしれない。けど、本当に恋してるなら、愛してる人と一緒なら乗り越えるはずだよ。沙理奈はにげてるだけだよ。俺、沙理奈を本気で好きだからいってる。俺は先輩がうらやましいよ。俺が先輩なら、どんな立場でも関係ないだってそれが・・
・・・本気の恋。本当の愛じゃないの・・?」
中村君・・。
あたしを本気で想ってくれてる。
その人のためにも。。あたし、恋していいの?
恋に理由なんていらないかな・・?
あたしは。。そのいやな立場での考えしか持たなかった。
だけど・・中村君は‘本気ですきならそれは乗り越えられる’そうなのかもしれない
あたしは自分の気持ちを我慢してた・・
今。
素直になってもいいですか・・?