本気の恋に気付くまで(仮)


『大丈夫..じゃないよね』

「……」

『ゆうま?』

「………っ」

『泣いてるの…?』

「泣いてなっ……んか…ねぇ……よ」

『おもいっきり泣いてるじゃん…』

「俺……るかの…事、本気で…っ」

『うん…』

「失恋ってこんなツライんだな..」

『落ち着いた?』

「あぁ..
ありがとな」

『うちは何もしてないから』

「でも、みおに話し聞いて貰ってスッキリしたし」

『話聞くぐらいしか出来ないから..』

「じゃあまた聞いてきくれるか?」

『良いよ!』

「マジありがとな☆
んじゃ、また明日」

『また明日ね』


電話が終わった後もゆうまの泣き声が耳から離れなかった..


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