年下の彼
放課後
あたしは美雨ん家に来てた
「ただいまーっ」
「おじゃまします」
「おかえり
あら、藍那ちゃん!
久しぶりねー?」
美雨そっくりなおばさん
「お久しぶりです」
「佑歌はー?」
「美雨の部屋でゲームでもしてるんじゃない?」
軽っ
「ま、部屋いこ、藍那?」
階段をあがって美雨の部屋
《ガチャッ》
「佑歌、久々ー!」
「おー、美雨
久しぶり
あ、藍那も」
蜂蜜色の髪
前は茶色だったのに
覚えてくれてた
「美雨ー
この漫画面白い?」
少女まんがを読んでいた佑歌
「勝手に読まんといてよなー」
「ごめんって」
やっぱ可愛い…
「わっ
ごめん電話!」
察するに拓磨先輩
「…佑歌、背、伸びた?」
前はあたしより小さかったのに