年下の彼


「ぅん!
164だよっ」

「うそ、あたしより高い」

っても1㌢

「ほんとっ?
まあ佑歌も男だから?笑
ってか美雨電話長いね?」


「あー、
たぶん彼氏だし」

美雨を見ながら言った


「うっそ美雨彼氏?
藍那は彼氏は?」


「…居ない、
佑歌は?」

「好きな子は居るかな?」




ズキ




居てもおかしくないんだけど
でも、やだった


「そっか、どんな子?」

「小さくて、守ってあげたいような子っていうのかな?」



なにそれ
あたしと真逆

あーへこむー


「藍那、佑歌
うちちょっと拓磨と会うから
待っててくれる?」

「あ、ぅん!
いってらっしゃい、」

「え、ちょ
あたし人ん家じゃんっ」

そりゃ佑歌は親戚だけど…


「佑歌いるしいいじゃん?
んじゃね!」







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