きみはうちゅうじん
「あ、あそこもしかしてクラス発表じゃない?」


そー言って春歌が指さした先には人だかりが。


ワーワー、キャーキャーと
もう、うるさいなぁ…。


「一緒に見に行こうよ!」

「えー、あの人ゴミに入るのぉ?…もー少し後じゃダメ?」

「だーめ、いいから早く行こッ!」


そうして、ワタシは春歌に
なかば強引に連れられて、
クラス発表を見に行った。

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