雨に恋した華 〜君とずっと〜
「村上さんに触られ過ぎなんだよ。あの人に触られた所は、全部消毒するから……」


切なげな声で言った虹ちゃんは、あたしの肩に吸い付いた。


その力が強過ぎて、思わず顔を歪めてしまう。


だけど…


全身の感覚がとっくにおかしくなっていたあたしは、無意識に体を震わせていた。


「紫、エロ過ぎ……」


「……っ!」


「もっと鳴いてよ……」


「……ふっ、ぅ……」


いつも以上に鳴かされていたせいで、もうまともに声が出せなくなっていた。


< 114 / 211 >

この作品をシェア

pagetop