雨に恋した華 〜君とずっと〜
いつからだろう……


ドタキャンばかりで、すれ違いばかりの日々…。


気付かなかった、小さな嘘…。


こんな状況の中、何故か虹ちゃんの“恋人”だと公言出来ない事にも、本当は納得なんて出来てはいなくて…


彼の気持ちは、もう自分(アタシ)に向いていないんじゃないかと思えた。


すごく寂しいよ、虹ちゃん……


こんなに近くにいるのに、目の前にいる虹ちゃんはあたしの知らない人みたい。


こんな関係なら、きっと『付き合っている』なんて言えない。


< 57 / 211 >

この作品をシェア

pagetop