王子様の甘い誘惑【完】
「お前は俺の家政婦だろ?他の男の話なんてするんじゃねぇよ」
「契約に他の男の話はしちゃダメなんて決まりなかったでしょ?!」
何よ……!!
ユキ先輩のこと褒めたからっていちいちイジけないでよ!!
「契約その3。俺の命令には全て従うこと。いいか?俺の命令は絶対なんだよ」
「……いつもそう。契約契約って。蓮って本当に最低!!」
何でもかんでも契約って言葉を使ってあたしを縛りつけようとするんだから。
「言葉には気をつけろ」
蓮は不機嫌そうにそう言うと、ソファから立ち上がってあたしにパンの入った袋を押し付けた。
「契約に他の男の話はしちゃダメなんて決まりなかったでしょ?!」
何よ……!!
ユキ先輩のこと褒めたからっていちいちイジけないでよ!!
「契約その3。俺の命令には全て従うこと。いいか?俺の命令は絶対なんだよ」
「……いつもそう。契約契約って。蓮って本当に最低!!」
何でもかんでも契約って言葉を使ってあたしを縛りつけようとするんだから。
「言葉には気をつけろ」
蓮は不機嫌そうにそう言うと、ソファから立ち上がってあたしにパンの入った袋を押し付けた。