ケーキ屋のあなた





バタバタと準備をして、家の鍵を閉めた


俺の家は3階建のマンションの1階にある




階段を上がらずに済むのはいいことだ


…そんなことを思っている場合じゃねー!!







俺はマンションの自転車置き場に行き、自転車に乗って伊勢崎ん家に向かった


前を見づに曲がり角を曲がった

曲がったそこには一人だけ人がいた




やべー!避けきらないと!!




キキッー!

ドンッッ



おもいっきりブレーキをかけた

曲がった時にいた人にはぶつからなかったけど

おもいっきり壁に自転車ごと、ぶつかった




「いって~!」



「大丈夫ですか?」



俺は顔面から地面に激突し、顔を押えていて声をかけていてくれている人の顔は見えていなかった


顔をあげて見てみると



「あ!あなたは…」



「あぁ!昨日のお客さん!どうでしたか?無事に家に着きましたか?」


なんとケーキ屋の彼女だった





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