ミルク
次の日、私は奈麻ちゃんと椿に妊娠のことを話した。
2人とも最初は驚いていたけど、産むことに賛成してくれた。
「困ったことあったら言えよ?」
「うん!ありがとう椿!!」
椿は「うん」と微笑みながら頷いた。
「アタシ屡那のこと心配だから側にいる!」
「奈麻ちゃん……いいの?」
「うん。産まれるまで色々と大変でしょ?」
「‥ありがとう、奈麻ちゃん!!」
私は奈麻ちゃんに抱きついた。
奈麻ちゃんは笑いながら抱き返してくれた。