ミルク


次の日、私は奈麻ちゃんと椿に妊娠のことを話した。


2人とも最初は驚いていたけど、産むことに賛成してくれた。



「困ったことあったら言えよ?」

「うん!ありがとう椿!!」



椿は「うん」と微笑みながら頷いた。



「アタシ屡那のこと心配だから側にいる!」

「奈麻ちゃん……いいの?」

「うん。産まれるまで色々と大変でしょ?」

「‥ありがとう、奈麻ちゃん!!」



私は奈麻ちゃんに抱きついた。

奈麻ちゃんは笑いながら抱き返してくれた。
< 116 / 130 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop