ミルク
午後
部活動見学は強制らしいのでみんな見に来ていた。
みんな意外に真面目だ
「俺だるい」
「ちょっと見たら次にいこう?」
「ん」
「‥奈麻ちゃんとも一緒に見たかったなぁ…」
「いずれ来るよ」
「‥うん」
私達は近くの部活から見学していった。
どの部も気合いが凄い‥
圧倒される。
私が緒杜くんを見ると緒杜くんはずっと何かを見ていた。
「どうしたの?」
「‥軽音」
「え?あ、ほんとだ。好きなの?」
「中学でベースやってた」
「そうなんだぁ。緒杜くんに似合いそうだね」
「そう?」
「うん!」
「見に行ってもいい?」
「もちろん!」
私達は軽音部を見に行くことにした