ミルク
第三章
意外な展開?
時間というものはあっという間で、入学してからもう1ヶ月がたった。
「奈麻ちゃん!」
「あ、屡那。おはよ」
「おはよう!!」
私は奈麻ちゃんと一緒に学校に通っている。
奈麻ちゃんは寮生らしく、学校から30分くらいのところから通っているから私の家の前を必ず通る。
だから一緒に行くことにした。
「奈麻ちゃん、椿とはどう?」
「んー、キスした」
「へ!?キ‥キス!!?」
「…もしかして屡那したことない?」
「う‥うん」
「彼氏は?」
「いないよ。付き合ったことない」