ミルク
第四章
ライバル出現…?
私は今、緊張してます‥
今日は奈麻ちゃんとお出かけする約束をした。
待ち合わせ場所には10分前についた。
だけど奈麻ちゃんは来なかった、そして代わりに…緒杜くんが来た。
「なんで緒杜くん?」
「俺が奈麻に屡那とデートしたいって頼んだ」
「‥そうなんだ」
「いや?」
「ううん、嬉しいよ」
「じゃあ今日は俺とデートしてくれる?」
「うん。奈麻ちゃんは椿とデートでしょ?」
「ん」
「それなら私がいるわけにはいけないし、緒杜くんとも会えたからデートしたい」
「んじゃ、行くか」
「うん!」
緒杜くんは車道側に行き手を繋いでくれた。
始めてでドキドキした。
お試し期間はあと1ヶ月
だけど私の心はもう決まっている。
私は…緒杜くんが好き‥