ミルク

「…………な……」

ほんとによかった。
李架さん幸せになってね

「か……る…」

あ、何かお祝いしたほうがいいかな?

うん、お祝いしよう!!

奈麻ちゃん達も呼んでお祝いしよう!

「…か………るな…」

ふふっ
楽しみだなぁ!!


私はずっとこんな事を思っていた。

ここが学校であることも忘れ、誰かに呼ばれていることにも気づかなかった。


「おい!!!!!!!」

「ふぁあ!!!!」


私はいきなりの大きな声に我に返った。

あ、ヤバい‥学校だってこと‥忘れてた
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