キケンな恋の方程式【完】
どの学校にも、きっと一人はいるイケメン。


でも、今あたしにこんなことを言った目の前の男の子は、そんな程度のものじゃなくて。



しかも、その上。



「あれ?
起きないの?
そんなとこで寝てると、ホントに襲うよ?
お姉ちゃん?」



あたしはさっきの衝撃を思い出して、目の前がくらくらするのを感じた。


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