トリプルソーダエッジ



美由希とは家がお隣さんだ
小さい時からよく知っている

だからなんとなく雰囲気でお互いわかる感じ


一哉は俺らよりまだちょっと遠いから、たまにチャリで来てる(今日は歩きだけど)


2人とも保育園からの付き合い




「あ〜もう!お腹空いた……」

美由希が泣き出しそうになってきた


(コイツは腹減ると泣きそうになるからな〜)


「じゃあ行くか、あそこに」

一哉が俺に聞いてきた

(……なんで俺に?)

「あぁ、イイよ」


「ならレッツ☆ゴー!!!!」

そう言って、美由希が足早に歩き出した


(走る元気はねぇんだな)



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