トリプルソーダエッジ


「美由希二等兵。確認を」

「はっ!分かりました、裕也隊長♪」

美由希は元気よく敬礼をした後、武ちゃんが入れていた白い粉(確実に砂糖)の入った箱を奪った

「ちょ、美由希!止めて!ノット!!」


そんな武ちゃんの声も聞かず、美由希はそのまま指で粉を取って、口の中に入れた


「どうだ?美由希二等兵」

「あっまぁ〜い♪隊長、これは正真正銘砂糖であります!!」

美由希が幸せそうな顔になる

(甘いの好きだからな、コイツ)


「武ちゃん、砂糖……だったね」

「………砂糖かなり入れないと飲めない…」

武ちゃんが悲しそうに話した


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