トリプルソーダエッジ
「………誰と」
「えっちゃんと」
「………何で」
「えっちゃんが……。……好きだから」
美由希の声がだんだん小さくなる
微かに震えている様に見えるのは気のせいか?
「俺は……。可愛いとは思うけど好き…じゃねぇし」
「…うん。わかってる」
そう言って美由希がガリッとアメを噛んだのがわかった
「ごめんね。裕也興味ないのに、こんな話させて」
美由希が顔をあげ、苦笑いしながらまた俺の頭に手をおいた
「別に…。俺、市原に直接言うから、付き合えないって」
俺もそろそろ首が痛くなってきたので、顔をあげた
「裕也言えるの〜?絶対無理でしょ?」
「そこはガンバル!!」
そう言って2人で笑いあった