トリプルソーダエッジ






「……どしたの、2人とも」

一哉が生徒会の仕事が終わったのか、笑っている俺たちがいる教室にきた


「え〜?裕也が柄にもないことするの〜」

美由希が一哉に手をふりながら、説明する


「柄にもないこと?」

一哉も手をふりながらさらに質問する


「うん。柄にもないこと!これはもうね、柄にもないことなの!!」


一哉が笑い合う2人のことがわからないといった感じの顔になった

それが俺たちにはおかしくて、また笑ってしまう


「意味ワカンネェー。ほら、もう帰るぞ」

一哉が俺と美由希をバックで軽く叩いて、先に教室を出た


「は〜い。待ってよ〜」

「待ってよ〜、一哉ぁ〜」

「裕也、キモいわッ!!」



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