トリプルソーダエッジ


俺はとりあえずジュースをあけて飲んだ

オレンジジュースの爽やかで甘酸っぱい味が広がる


「そろそろ帰るか。高橋、お前家どこ?」

「そうですね。………ってエエ!???」


何にビックリしたのか高橋は持っていたジュースを落としてしまった

(なんだ……?)


「高橋聞いてる?」

「え、あ、はい!で、でも何で私の家を……?」

落としたジュースを自分で拾いながら聞いてきた


「だって外暗いぜ?俺チャリだから送ってやるよ」

「そ、そんな………。イイんですか?」

高橋がうつむきながら聞いた


「あぁ、大丈夫だよ」

「な、なら………」


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