トリプルソーダエッジ
授業開始のチャイムが鳴っている
私は走って屋上まで来ていた
「はぁ〜…。会長、ビックリしたかな〜……。普通するよね……」
さっきからそんなことを呟いている
激しい自己嫌悪
ガチャッ
そんなことを考えていると、いきなり屋上の扉が開く音がした
(だ、誰!?…もしかして……会長…かな?……んなわけないよね…)
「あ……」
入ってきたのは会長と一緒にいた男の人
すぐ私を見つけた
「あ……」
「ど、どうも…」
とりあえず挨拶をする
「え〜っと…。か、一哉、呼ぼうか?」
男の人が戸惑いながら私に聞いてきた