トリプルソーダエッジ
「ねぇ裕也……」
美由希はもう完全に布団にくるまってる
「……何?」
「あのさ〜……。もし、もしね?」
声が小さいから、集中して聞かないと聞こえない
「うん、もし?」
「もし私が、裕也のコト……“好き”……って言ったら…どうする?」
ひょこっと顔を出して、恥ずかしそうに言ってきた
「はぁ!????」
意味がわからない
美由希が俺に?
Why?
「もしだよ、もし……。ifだって……」
美由希の顔が赤いのがわかる
そして俺も自分の顔が赤くなってるのがわかる
「ねぇ、裕也……。………どうする?」