トリプルソーダエッジ
(どうするって……)
美由希はじっと俺の方を見ている
「裕也……」
俺も目を離すコトが出来ずに、見つめ返している
「美由希…、もし、だよな……?」
「………うん…」
ヤバい
俺の中で何かがふっ切れた様な気がした
「裕也、……好き……?」
「……好き……」
そう言ったら美由希はニッコリと笑って、目を閉じた
そして唇を出した
「ちょ、み、美由希…。そんな…止め……」
美由希がいきなりすぎて、どぎまぎしてしまう
「ダメ………?」
至近距離で小さく首をかしげる
(ダメじゃないです!むしろイイです!だけど………ってあれ?なんか息苦しい……。うっ……な…んで……)
「……裕也?」
「み、みゆ…き……」