トリプルソーダエッジ


「うわぁぁぁああ!???ゴホッ!!」

「きゃあ!!」

息苦しさからやっと解放された
でもなんでだろう
頭が痛い


「もぉ〜。ビックリしたじゃん!エヘヘ、おはよ♪」

美由希が俺がいるベッドの横に立っている

「……あれ?何で?ってか…おはよ?」

「何言ってるの〜?裕也寝てたじゃん、さっきまで」

美由希がピシッとデコピンをしてきた




「………寝てた?」

俺はデコピンされたでこをさすりながら聞いた


「うん。ぐっすり♪鼻つまんでもなかなか起きないんだもん」

エヘヘと笑いながら答える


(何だ……夢か…。……夢オチか……。……ってエエ!??)


ちょっとショックを感じてる

「ね、ね。裕也寝ながら私の名前言ってたけど…何で〜♪」

無邪気な笑顔が俺にトドメをさす


(コイツ、聞いてやがった!!)

「何でもねぇよーーッ!!!!」

「?。教えてよ〜」

「い、や、だ!!」

言えるわけねぇよ
絶対


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