トリプルソーダエッジ


「ダメだよ〜?噛んだりしちゃ」

「にゅ〜」

優しく頭を撫でてあげると、気持ち良さげに引っ付いてくる


「ったく……。何で俺は噛むんだよ」

裕也がぶつぶつ言いながら、噛まれた指を見てる


「嫌いなんじゃない?裕也のこと♪」

「俺何にもしてねぇのに!?」

「でも私にはなつくよ?何にもしてないのに♪」

昨日たまたま見つけただけ
なのになついてくる
凄い嬉しい


「……それって美由希が猫みたいだからじゃね?」

裕也が皮肉っぽく言ってきた

「人間以下!??」

「いやいや……。なんかほら……雰囲気的な?」

「何で疑問文!??」


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