トリプルソーダエッジ


「とにかくさ、お前猫みたいなんだよ」

裕也がビッと指差しながら言った


「猫かぁ……。自由だよね、猫って♪そっかぁ、猫かぁ〜」

「どした、頭壊れたか?」

1人で喋っていた私に、裕也がバカにした様に言ってきた


「んなわけないよ!」

「じゃ、なんだったんだよ」

裕也が子猫に噛まれない位置まで近づいてきた


「えっとね、なんか今凄く猫になりたい!!」

「は?」

裕也がよくわからないって感じになる


「だってね!猫になっちゃえば自由なんだよ!?それに可愛いじゃん♪」

腕に抱いていた子猫の頬っぺたと、自分の頬っぺたを合わせながら言った

その様子を裕也は引きぎみに聞いているけど


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