トリプルソーダエッジ


「お前バカだろ。お前は猫にならなくても充分かゎ………」

裕也が言っている途中に急に顔が赤くなって、最後の方に言っている言葉がわからなくなった


「充分なにって言ったの?」

「な、何でもない!何でもないよ!!!!」


さらに顔を赤くして、私からちょっとずつ遠ざかる

「何〜?気になるじゃんかぁ〜!」

「ホント、何でもねぇからッ!!」

「………噛ますよ?」

子猫を裕也に突きつけた
そしたらちょっとビクッってなって、苦笑いした


「わ、わかった…。言うから…」

そう言ったから、また子猫を抱きしめる


「その……充分猫っぽいから…」


< 63 / 92 >

この作品をシェア

pagetop