トリプルソーダエッジ
「それだけかよッ!!」
もっとおもしろいことを期待してたのに
「う、ウルセェーよ!それよりもう帰るぞ!暗くなってきた」
周りを見ると確かに暗くなってきていた
地平線に沈む太陽が、だんだん見えなくなっている
「うん、そうだね♪さ、帰ろ、コモ♪」
「コモ?」
先に歩き出した裕也が、振り向いて聞いてきた
「この子の名前だよ〜♪今考えたの!」
喉の方を触りながら言う
コモは気持ち良さそうにゴロゴロ言ってる
「お前その猫持って帰えんの?」
ようやく裕也の横まできた
「うん♪」
「ふ〜ん…。あ、そだ。お前の家に晩飯食いに行くから」
「え、また!?」
裕也のお母さんと、私のお母さんは凄い仲が良くて、(お隣だし)よく一緒にご飯を食べる
だから私と裕也は仲が良いんだ