トリプルソーダエッジ


「裕也?……どうしたの?」
「………ゴメン……」

「なんで謝るの!?裕也!?」

心配そうに美由希が顔を近づけた


「カッコわりぃって……思って……」

声が上手く出ない
逆に余計涙が出てくる


「ねぇどうしたの!?なんで裕也泣いてるの!??」

びっくりしてるんだろうか
美由希は俺の肩を掴んで聞いてきた


「俺……ホント…カッコわりぃよな……バカみてぇ…」

「裕也……」


美由希はゆっくりと俺の腰に手を回して、抱きついてきた


「み……みゆき…!?」

「裕也落ち着いて?なんかね、私の知り合いの梨恵ちゃんのお婆ちゃんが、こうすると落ち着くって言ってたの…」

そう言うと美由希はさっきより少し強く抱きしめた


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