Beats! ~美歌と奏楽の恋物語~
Prologue
俺は、恋なんてしたことがなかった。
というか、好きっていう感情がイマイチ分からなかったんだ。
好きなやつなんてたくさん居るし…
友達としてだけど。
特別好きなやつとか言われても…全然ピンとこない。
そう思っていた。
でも、違った。
もうとっくに恋なんて始まっていたんだ。
音をたてて…
俺は、音に気づかなかっただけなんだ…
そう。
「恋の音」に…
**********
「あ~っ!もう!」
俺は苛立っていた。
なぜかと言うと…話せば長くなるが…
俺、翡翠 奏楽(ヒスイ ソラ)は、
バンド部と言う部活を作って、バンドをしている。
ちなみに俺はなんの楽器かと言うと、ギター。
別にどんな楽器でも良くて、でもバンドはしたくって…
バンドっつったらギターだろ!っつーことで、
ギターにした。
ちなみにメンバーは…
「もぅ、奏楽!
勝手に1人で怒らないでよっ
意味分かんないっ!」
こいつが、バンド部の1人。
姓 花音(カバネ カノン)
俺の幼馴染で、キーボード担当。
小さい頃からの付き合いで、
面倒見が良いから、いつも花音に頼らせてもらってる。
「まァまァー♪
奏楽もお年頃なんだって。
失恋でもしたんじゃない?」
でもってこいつはドラム担当の、
瀬名 宙音(セナ ヒロト)
俺の親友。
女みてェに前髪ちょんまげしてっけど、
これはドラムしてる時に前髪が邪魔だかららしくて、
一応男。
「…失恋…なら…慰めてあげなければ…」
この見た目無愛想なやつが、ベース担当、
明瞭 謡(メイリ ウタイ)
こいつも俺の親友。
見た目は、まぁ無愛想だな。
でも女子からはクールとか言われてて結構モテてる。
…つかちょっとまてっ!
「俺がいつ失恋したって言うんだ!
勝手に人を失恋させんな!」
「水くせぇな、奏楽。
俺がいつでも相談乗ってやるじゃん」
「いや、マジでちげぇから。
俺がいいてぇのは…ボーカルの話だ!」
というか、好きっていう感情がイマイチ分からなかったんだ。
好きなやつなんてたくさん居るし…
友達としてだけど。
特別好きなやつとか言われても…全然ピンとこない。
そう思っていた。
でも、違った。
もうとっくに恋なんて始まっていたんだ。
音をたてて…
俺は、音に気づかなかっただけなんだ…
そう。
「恋の音」に…
**********
「あ~っ!もう!」
俺は苛立っていた。
なぜかと言うと…話せば長くなるが…
俺、翡翠 奏楽(ヒスイ ソラ)は、
バンド部と言う部活を作って、バンドをしている。
ちなみに俺はなんの楽器かと言うと、ギター。
別にどんな楽器でも良くて、でもバンドはしたくって…
バンドっつったらギターだろ!っつーことで、
ギターにした。
ちなみにメンバーは…
「もぅ、奏楽!
勝手に1人で怒らないでよっ
意味分かんないっ!」
こいつが、バンド部の1人。
姓 花音(カバネ カノン)
俺の幼馴染で、キーボード担当。
小さい頃からの付き合いで、
面倒見が良いから、いつも花音に頼らせてもらってる。
「まァまァー♪
奏楽もお年頃なんだって。
失恋でもしたんじゃない?」
でもってこいつはドラム担当の、
瀬名 宙音(セナ ヒロト)
俺の親友。
女みてェに前髪ちょんまげしてっけど、
これはドラムしてる時に前髪が邪魔だかららしくて、
一応男。
「…失恋…なら…慰めてあげなければ…」
この見た目無愛想なやつが、ベース担当、
明瞭 謡(メイリ ウタイ)
こいつも俺の親友。
見た目は、まぁ無愛想だな。
でも女子からはクールとか言われてて結構モテてる。
…つかちょっとまてっ!
「俺がいつ失恋したって言うんだ!
勝手に人を失恋させんな!」
「水くせぇな、奏楽。
俺がいつでも相談乗ってやるじゃん」
「いや、マジでちげぇから。
俺がいいてぇのは…ボーカルの話だ!」