Beats! ~美歌と奏楽の恋物語~


「やったーーッ!
これで、本物のバンドが出来るなっ!」


翡翠くんが嬉しそうに言う。


「ぁ、あの…これからよろしくお願いします…」


私はみんなに向かって頭を下げた。


「うんっ!
こっちこそよろしくねっ!」


花音ちゃんが言う。


「よろしくなっ
美歌ちゃん♪」


宙音くんが言う。


「よろしく…」


謡くんが言う。
そして…


「おぅっ!
よろしく、美歌っ!
目指すは芸能界デビューだっ!
美歌の夢、皆で叶えようぜっ!」


と、翡翠くん…





ドキン…






「はっはい!
ありがとうぅ…です!」


みんなに快く受け入れてもらえて、すごく嬉しい!

でも…どうして翡翠くんが言ってくれたときだけ、胸がドキドキするんだろう…?



まぁいっか。
とりあえず私は、この部活…がんばろーッ!
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