Beats! ~美歌と奏楽の恋物語~


**********


「小松プロデューサ~っ!
お邪魔します~」


「おーっ!
入って入って~」


今は放課後。

俺達は、いつものように、事務所に来ていた。


「…んーっと、急なことなんだけどね…」


小松プロデューサー?


「なんだよ、なんかもったいぶってんのか?」


「実はね、君たちのCDデビューが決まったよ!」


………。


CDデビューって…


「う、嘘だろ、小松プロデューサー!?」


そんな簡単にCDデビューとかできちゃうのかよ!?

俺ら事務所入って一ヶ月くらいしかたってねーしっ!


「酷いなぁー奏楽くん。
嘘じゃないさ。
君達はデビューするんだよ。」


…す、すげぇ。

俺達がデビューって!


「ちょ、み、美歌!?
今の…聴いてたか!?」


「うにょーへーほぅ…」


うわっ!

美歌、目回ってる…

思いっきり混乱状態だし。


「美歌、大丈夫?」


「へ、や、別に大丈夫だけど…
でも、CDデビューってことは、私の声が録音されるってことだよ…?
…ほげはりゃみむ…」


美歌がまた混乱しだしたぁー!!


「そのCDって、いつ出るの?」


花音が小松プロデューサーに聞いた。

てか花音は冷静なのな。


「来月、来月~」


ら、らららら…来月ーーーっ!?


「無理無理無理ー!
絶対間に合わねえって。」


この人言うことメチャクチャなんだよ!


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