Beats! ~美歌と奏楽の恋物語~
「じゃぁ、も~6:00まわってっし…そろそろ帰るか。」
「うっす!
今日の部活は終わりっ!
かいさ~ん☆
帰るぞ、謡。」
「…あぁ…。」
家の方向的に、謡と宙音が同じ道で、俺と歌音が同じ道。
「じゃ~なー!
奏楽、花音、美歌ちゃん!」
「…また明日…」
そう言って2人は帰って行った。
行動の早い奴らだ。
「んじゃ、俺達も帰ろーぜ~」
…そう言えば、美歌ん家って…
「美歌ん家ってどこだ?」
「ぁ…私は、○○台の2丁目。」
意外と近いな…
「んじゃ、美歌も一緒に帰るか!」
「え?
いいの?」
「いいに決まってんだろ!
な?花音?」
「ふぇ?!
ぁ、う、うんいいよっ!
もちろん!」
…花音?
なんか反応おかしくね?
気のせいか?
…まぁ多分気のせいだよな。
だって花音も美歌のこと好きだろうし…
「あ、じゃぁ一緒に帰らせてもらいまする…」
「もらいまするって…何語?!
ははっ!
美歌ちゃんって天然?」
大笑いしてる花音。
やっぱ気のせいだな。
「え、ゎ、私?!
私天然じゃないよ〜!!」
「はいはい、そんなこといってないで早く帰ろうゼッ
外暗くなっちまう。」
そう言って、音楽室を出て、
たいした会話もなく…
俺達は3人は一緒に帰り、家についた。