屋上会話録。

なるほど、天災か。


‥割と痛いとこをついてくる。

バカに見えてバカじゃないのがこいつの困るところだ。

どうせならどこまでもバカになればいいのに。


「そうだな‥まっそんときはー‥」



キーンコーンカーン‥



予鈴がなった。


「…そんときだな。」

「なにそれー!?結局行き当たりばっ「ほら、早く教室に帰れ。予鈴鳴ったぞ。」

俺は幼なじみの背中を屋上の出口へ向かって押した。
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